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相賀真志郎 作 「備前酒呑」
(商品No. 6907)
16,500 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
どこまでも真っ直ぐで骨のある作品を作り出す、
相賀真志郎先生の窯出しされたばかりの新作備前酒呑(ぐい呑)です。
数多の備前焼作家の中でも焼きに特化した相賀先生だからこそ表現できる、
焼き抜かれてこそ生まれる土色と焼成の表現を楽しむことが出来ます。
ぱっと見で「採算度外視」という言葉がこれほどよく似合う作品も珍しく、
自分好みになるまで徹底的に焼き抜いて厳選に厳選を重ね、
令和5年4月窯出しの作品としては完成品僅か三点のうちの一点となります。
塗り土と重ね焼きを多用しており、それぞれ色合いの違う土味と窯変が複雑に組み合わさり、
古備前を彷彿とさせる「しっとりとしていて尚且つ乾いた」驚異の肌を形成しています。
焼けば焼くほど備前の肌は堅く焼き締り色味を失っていきますが、
本作の外周部ではどこか濡れたような絶妙な光沢感のある肌を持っており、
さらにまるで施釉陶器のような柚子肌を持っているのも面白いです。
造形の面では相賀先生らしい非常に大振りな茶碗型の酒呑で、
だらしなく轆轤が広がったのではなく、非常に凛々しい立ち姿となっており、
細かいことは考えず豪快に酒を楽しみたくなる作品となっています。■作品の概容
共箱後日(恐れ入りますが発送までしばらくお時間がかかります。)
径8.0cm×7.3cm×高さ6.3cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2023-04-05
■作者(相賀真志郎)について
相賀真志郎先生は1972年に広島県で生まれました。
1997年に岡山県立備前陶芸センターを卒業されました。
2003年に寒風に完全地下式穴窯を築窯しました。
翌年、2基目となる半地下式穴窯を築窯し作陶に励まれています。
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