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馬場隆志 作 「青志野徳利」
(商品No. 7008)
44,000 円(税込)
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■作品の特徴
伊部に生まれ幼い頃より備前焼を愛し、
作品制作や窯焚きを人生の楽しみとする馬場隆志先生の新作青志野徳利です。
令和5年4月頃に窯出しされた作品で、
志野土に志野釉薬を掛け、備前焼の登り窯で焼いた異色の作品です。
作品全体は志野焼に準じたものですが、登り窯による焼成が重なり合い、
見込み部分には胡麻が出るなど、志野と備前の景色が切り替わるという贅沢な作品となっています。
これまでも定期的にコバルトを用いた青志野を作られてきた馬場先生ですが、
本作はコバルト部分も長石釉部分も改良し、全く新しい青志野に進化させており
コバルトでの蒼窯変にこだわる馬場先生らしさが溢れる作品となっています。
これまでの青志野といえばスカイブルーの釉調がメインとなっていましたが、
今回はスカイブルーがコバルトブルーへと一気にパワーアップし、
蒼の表現にこだわる馬場先生らしい爽やかで清々しい色合いとなっています。
窯内で転がされて焼かれたため、背面に受けた胡麻が正面へと流れ落ちており、
備前登り窯で焼くことで生まれるダイナミックな景色で作品をさらなる高みへと進化させています。
近年馬場先生の定番となりつつある、中央が削ぎ落とされた脚付きのロケットのような造形が面白く、
豪快な景色や不思議な色合いと相まって一度見たら忘れられないインパクトがあります。■作品の概容
共箱(四方桟)
口縁4.9cm×胴径8.5cm×胴径8.5cm×高さ14.6cm 容量 約290cc
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2023-07-14
■作者(馬場隆志)について
馬場隆志先生は1983年、備前焼作家 馬場祥輔先生の長男として生まれました。
幼少のころから将来は陶芸家になると考え、
大学時代は陶芸の幅を広げるために彫刻を選択。
2006年に東京芸術大学彫刻科を卒業し、京都市産業技術センターに入り、研鑽を積みました。
2007年に独立し、初個展開催。
現在、百貨店での個展を中心に活躍されています。
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