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吉本 正 作 「備前酒杯」
(商品No. 7193)
11,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
備前焼人間国宝 藤原 啓先生の愛弟子で、
その理念と作風を受け継ぐ吉本 正先生の前作の備前酒杯です。
平成22年頃の陶歴書が同封されておりますが、
その頃よりも前の平成初期から中期かけてに制作された作品です。
正面に牡丹餅を覆いかぶせるように配置しており、
まさに藤原備前の十八番の焼き上がりとなった作品です。
豪放磊落で温かみのある作品づくりを目指した師に倣って、
やや厚手ですが土の温もりが伝わってくるような酒呑に仕上がっています。
正面は鮮やかな半月の牡丹餅と深緑色のカセ胡麻の組み合わせ、
見込みは一面が抜群の酒映りが楽しめる真っ赤な緋色、
背面は秋の満月のような牡丹餅と灰被りという贅沢な景色となっています。
前作ですが使用感や汚れなどはございません。■作品の概容
共箱(二方桟)
径7.0cm×6.9cm×高さ5.9cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2024-01-20
■作者(吉本 正)について
吉本 正先生は1943年に岡山県備前市で生まれました。
1964年より人間国宝藤原 啓先生の内弟子になられました。
以降は啓先生が逝去されるまで19年間師事していました。
1975年に備前市閑谷に築窯して独立されました。
初窯出しの際には日本伝統工芸展・岡山県美術展・東中国支部展に入選されました。
その後、1986年に日本工芸会正会員となりました。
1988年に金重陶陽賞を受賞されました。
2007年には岡山県指定重要無形文化財保持者に指定されました。
受賞歴・・・岡山県展、東中国支部展、陶心会展、中日国際陶芸展、朝日陶芸展、日本陶芸展、陶芸ビエンナーレ展、焼き締め陶公募展等
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