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小出尚永 作 「備前酒つぎ」
(商品No. 7253)
88,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
原田拾六先生の技を受け継ぎ、素晴らしい作品を遺して旅立った小出尚永先生の備前酒つぎです。
豪快な焼き上がりと確かな技術に裏打ちさた造形が組み合わさり、
原田拾六イズムのその先へと至らんとする作品です。
一目で原田拾六先生の系譜と分かる水色掛かった胡麻が出ており、
師匠譲りの雑木を利用した豪快な窯焚きの魅力が凝縮されています。
土味もまた極上の味わいを持っており、蕩けるように濃厚な紫蘇色の土味の上に、
さらに全体が金彩が掛かりプラチナコーティングのようになっています。
豪快な仕上げ付け高台も面白く、捻り込むように削られた高台内や、
まるで高下駄を履いたように屹立する佇まいなどに作者の強いこだわりを感じます。
紐作りによる力強い立ち上がりや、前述の通りの高台の作りから無骨なイメージを受けますが、
重量感はありながらも実際には絶妙に掌にフィットする胴の作りや、非常にキレの良い注ぎ口の作りなど、
小出先生の確かな技術と深い見識によって、心地よく使うことが出来る器となっています。
購入後に大切に保管されていた未使用品です。■作品の概容
共箱(四方桟)
径13.8cm×10.7cm×高さ8.0cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2024-03-21
■作者(小出尚永)について
小出尚永先生は1978年に兵庫県尼崎市に生まれました。
1997年に原田拾六先生に弟子入りされました。
2011年に独立し、岡山県瀬戸内市牛窓町に登り窯を築窯されました。
2013年に初窯を焚かれました。
2020年に逝去されました。
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