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中村和樹 作 「備前ぐい呑」
(商品No. 7269)
7,700 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
酒器の名工 中村六郎先生・真先生の流れを汲み、
味わい深い作品をつくり出す中村和樹先生のやや前作の備前ぐい呑です。
酒器づくりの名人の流れを汲みながらも、
作風の中に父や祖父とも違う独特の色を忍ばせる和樹先生らしいぐい呑です。
登り窯の中でも中腹部の灰被り窯変が取れる場所で焼かれた作品で、
濃厚なグレーの窯変が隆起して手のひらを心地良く刺激しします。
土が焼き切れてしまう限界ギリギリを果敢に攻めた強烈な窯変が特徴で、
正面の抜けでは完全に焼き切れてしまった中村家らしからぬ硬質の土味と、
肌を覆い尽くすような圧倒的な灰被り窯変が一体となっています。
特に背面に掛かったグリーンのガラス状になった自然釉は圧巻の景色で、
焼き過ぎて破損してしまった作品などに多く見られる色合いである事から、
この作品が如何に危険な状況をくぐり抜けてきたのかを物語っています。
味わい深い造形と見事な窯変が同時に楽しめる作品で、
使えば使うほどにお酒で磨かれて味わいを増していくでしょう。
購入後に大切に保管されていた未使用品です。
高台にも自然釉が付着しやや座りが悪くなっておりますが使用上問題はございません。■作品の概容
共箱(二方桟)
径9.0cm×8.5cm×高さ3.3cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2024-04-07
■作者(中村和樹)について
中村和樹先生は1980年に中村 真先生の長男として岡山県備前市で生まれました。
2003年に岡山大学文学部を卒業後、祖父中村六郎先生と父中村 真先生に師事し、陶技を磨きました。
2006年に初窯を焚いて独立されました。
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