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金重 愫 作 「備前ぐい呑」

金重 愫 作 「備前ぐい呑」

(商品No. 7417)
88,000 円(税込)

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■作品の特徴

金重素山先生の長男として円山窯を受け継ぎ、
繊細で優雅な土味と力強い造形の調和により多くの人々を魅了する、
金重 愫先生の窯出しされたばかりの新作備前ぐい呑です。

令和6年4月に窯出しされたばかりの最新作です。

窯変を狙う際にはとことん焼き込む愫先生ならではの、
まるで土が焼き切れるかのような重く激しい窯変が出ています。

しかし作品の半分以上は初な土肌がしっかりと残されており、
窯変の激しさだけではない、備前土の魅力を引き出した作品となっています。

柔らかな緋色がかなり甘い焼き上がりになっており、
背面に発生した溶岩のような強烈な窯変を見ていると、
本当に一つの場所で焼いたのかと不思議な気持ちになります。

見込みでは隠されていたカセ胡麻の景色へと突然切り替わり、
ゆったりと深い見込みに合わせて、肌合いの変化が楽しめるようになっています。

また本作は高台が絶品で、力強い削りによって生まれた三日月高台に、
赤と黒の強烈なツートンの窯変が発生しいつまでも眺めていたくなります。

■作品の概容

共箱(四方桟)
径7.0cm×6.5cm×高さ6.4cm

■作品画像

金重 愫 作 「備前ぐい呑」 #1 金重 愫 作 「備前ぐい呑」 #2 金重 愫 作 「備前ぐい呑」 #3 金重 愫 作 「備前ぐい呑」 #4 金重 愫 作 「備前ぐい呑」 #5

※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。

公開日時:2024-09-05

■作者(金重 愫)について

金重 愫先生は金重素山先生の長男として1945年に岡山県で生まれました。

京都大学農学部を卒業した1969年から、金重素山先生の下で陶芸の道に入られました。

その後、1979年に現在の岡山市円山で独立されました。

轆轤を使用して主に茶陶を手掛け、深みのある強い焼成が持ち味です。

装飾をできるだけ排し、己の魂をストレートに土にぶつけることにこだわられています。

現在は個展を中心に活動されています。

岡山・東京・大阪・名古屋・京都・広島・福岡・熊本の各百貨店等で、
毎年精力的に個展を開催されています。

また1995年にはドイツ・ミュンヘンで個展を開催されました。

1997年には備前焼パリ展にも出品されています。

2019年には岡山県文化賞を受賞されました。


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