<< 戻る | 買い物かごを見る |
島村 光 作 「備前盃」
(商品No. 7480)
49,500 円(税込)
お支払・配送についてはこちら
■作品の特徴
古来より連綿と続いてきた備前細工物というジャンルを、
独特の感性と創造力を持って継承する島村 光先生の備前盃です。
島村先生は細工物制作を中心に活動されており、
本作のような轆轤物の酒盃は比較的珍しいです。
所謂伊部手の作品で、全体に鉄分の多い土を塗っており、
火の当たり加減によって伊部黒に絶妙なグラデーションが生まれています。
特に正面部分と見込みは炎で運ばれてきた自然釉に反応し、
黒と胡麻が混じり合った強い光沢のある景色が発生しています。
見込みには耐火土を置いて抜けを作っており、
まるで使い古された鉄器のような独特の土味が露出しています。
陶印を現在のデザインに変更された頃の作品と思われますが、
島村先生に依頼して新しい桐箱を制作して頂きました。■作品の概容
共箱(四方桟)
径10.0cm×9.7cm×高さ4.0cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2024-11-11
■作者(島村 光)について
島村 光先生は1942年に岡山県瀬戸内市長船町に生まれました。
浪速短期大学(現大阪芸術大学短期大学部)絵画科を1962年に卒業されました。
その後、備前焼細工物に魅了され、1975年に陶芸の道に入られました。
1978年に長船町に穴窯を築き独立され、1992年には現在の久々井の地に登り窯を築きました。
2013年には備前市指定無形文化財の備前焼製作技術保持者に認定、2019年に岡山県指定重要無形文化財保持者に認定されました。
2024年には岡山県文化賞を受賞されました。
東京、岡山、ニューヨークなど各地で個展を開催されています。
関連商品