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多久 守 作 「備前碗 二客」
(商品No. 7566)
7,700 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
自他共に認める土マニアであり、
終わりなき研究の旅路を歩み続ける多久 守先生の新作備前碗です。
令和6年10月に窯出しされたばかりの最新作で、
炎が窯奥へと駆け抜けていく場所で焼成された作品です。
多久先生は焼成時の火の流れを考えて窯詰めをされており、
口縁付近など上部は火が駆け抜けていくように、
胴から下はあまり火に当たらないように設置されています。
その為、上部は自然釉が駆け抜ける過程でカセ胡麻が、
下部では蒸し焼きのようになることで飴色の窯変が発生しています。
見込みは逆に微細な自然釉がゆっくりと堆積しており、
滑らかな黄胡麻が見込み底に溜まり、その上に窯壁から落ちた自然釉が乗っています。
小型の汲出碗としても、大型の酒呑としても使える絶妙なサイズの作品で、
様々なシチュエーションで多久先生流の渋い窯変が楽しめます。■作品の概容
箱無し
左:径8.0cm×8.0cm×高さ5.7cm
右:径8.0cm×8.0cm×高さ5.8cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2025-02-12
■作者(多久 守)について
多久 守先生は1952年に岡山県で生まれました。
備前陶芸センターで基本から陶技を勉強され、1980年からは木村隆明先生に弟子入りして陶技を磨きました。
1983年に当時の和気郡佐伯町に登り窯を築き、11月に初窯を出して作家として独立されました。
1998年には工房を建部町に移転し、半地下式穴窯を築かれました。
土の研究を得意としており、緋襷を基本に酒器や花器や茶器など幅広く制作されています。
日本伝統工芸展、中国国際陶芸展、朝日陶芸展、一水会陶芸展などに多数入選されています。
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