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多久 守 作 「備前湯呑」

多久 守 作 「備前湯呑」

(商品No. 7521)
6,600 円(税込)

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■作品の特徴

自他共に認める土マニアであり、終わりなき研究の旅路を歩み続ける多久 守先生の、
窯出しされたばかりの新作備前湯呑です。

令和6年10月に窯出しされたばかりの最新作で、
炎が窯奥へと駆け抜けていく場所で焼成された作品です。

多久先生は焼成時の火の流れを考えて窯詰めをされており、
口縁付近など上部は火が駆け抜けていくように、
胴から下は火が滞留するように設置された湯呑です。

その為、上部は自然釉が駆け抜ける過程でカセ胡麻が、
下部では炎が滞留して鮮やかな辛子色の黄胡麻が発生しています。

見込みは逆に微細な自然釉がゆっくりと堆積しており、
滑らかな黄胡麻が見込み底に溜まり、その上に窯壁から落ちた自然釉が乗っています。

紐作りで土を締め上げるように立ち上げた造形は非常に力強く、
まるで古備前水指の如き存在感と躍動感を感じます。

■作品の概容

箱無し(※別途桐箱制作可能です)
径9.3cm×9.1cm×高さ7.7cm

■作品画像

多久 守 作 「備前湯呑」 #1 多久 守 作 「備前湯呑」 #2 多久 守 作 「備前湯呑」 #3 多久 守 作 「備前湯呑」 #4 多久 守 作 「備前湯呑」 #5

※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。

公開日時:2024-12-24

■作者(多久 守)について

多久 守先生は1952年に岡山県で生まれました。

備前陶芸センターで基本から陶技を勉強され、1980年からは木村隆明先生に弟子入りして陶技を磨きました。

1983年に当時の和気郡佐伯町に登り窯を築き、11月に初窯を出して作家として独立されました。

1998年には工房を建部町に移転し、半地下式穴窯を築かれました。

土の研究を得意としており、緋襷を基本に酒器や花器や茶器など幅広く制作されています。

日本伝統工芸展、中国国際陶芸展、朝日陶芸展、一水会陶芸展などに多数入選されています。


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