藤原 雄 作 「備前徳利」(商品No. 5477) |
100,000 円(税込)
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日本国内のみならず、世界へと視野を広げ、備前焼の魅力を広く伝えた人間国宝 藤原 雄先生の備前徳利です。雄先生の「ゆ」の字を崩した矢印のような陶印が非常に大きく刻まれており、雄先生の初期から中期にかけての作品と思われます。非常にキメ細かいモスグリーンのカセ胡麻が全身を覆う中で、まるでコンパスで線を引いたかのように、正面と背面にくっきりと丸抜けが出ており非常に見事な景色となっています。正面の丸抜けの部分は一段と甘い焼きとなっておりしっとりとした緋色が、それ以外の正面と背面の土味ではプラチナを塗り込めたかのような金彩が出ています。ぼってりと大きくかなり重量のある壺のような徳利が多い雄先生ですが、本作では父の啓先生のような大きく張った丸蕪型で、重量も程良く軽くなっています。
共箱(四方桟)
口縁3.8cm×胴径9.7cm×胴径9.6cm×高さ12.6cm 容量 約440cc
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公開日時:2019-05-04