藤原 啓 作 「備前徳利」(商品No. 5748) |
120,000 円(税込)
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豪放磊落で優しさが滲み出るような温かな作風で万人に愛された、藤原 啓先生の備前徳利です。陶印や箱などから見て啓先生の初期頃の作品で、同時代の先輩である石井不老先生や西村春湖先生らを彷彿とさせる桟切り模様の徳利になっています。窯奥でじっくりと焼きこまれた肌は、一見するととても地味ですが肌に水気を含ませることで得も言われぬ味わいとなります。特に抜けの部分は薄っすらと金彩が乗り、地味な肌の中に素敵なアクセントを生み出しています。造形の面でも初期作の特徴がよく出ており、啓先生独特の蕪型の原点である事が伺える、古備前と同様のシルエットの伝統的な蕪型になっています。口縁部は逆に普段どおりのくるくると巻いたような口になっており、晩年期まで一貫していたことが分かります。
共箱(二方桟)
口縁3.7cm×胴径9.0cm×胴径9.0cm×高さ15.4cm 容量 約400cc
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公開日時:2020-01-19