多久 守 作 「備前酒盃」(商品No. 5970) |
16,500 円(税込)
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自他共に認める土マニアであり、終わりなき研究の旅路を歩み続ける多久 守先生の備前緋襷酒盃です。
緋襷を自身の制作の中心に据える多久先生らしく、
爽やかな白土、大量の鉄分等の噴出、やや落ち着いた色の緋襷が揃った味わい深い酒盃です。
工房にズラリと並ぶ緋襷焼成の作品のすべてが色合いの違う緋襷となっており、
土マニアで研究熱心な多久先生だからこそ成し得る圧巻のレパートリーです。
その中でも気になったものの一つがこの緋襷酒呑で、
多久先生の緋襷といえばこのやや黄色みを帯びた白い土味ですが、
大量の黒点がこれまでとはまた一味違った趣きとなっています。
緋襷用の藁が焼ける際の煙の作用をサヤでコントロールしており、
口縁部から胴にかけての面の緋襷は緋襷掛けを行わない緋襷です。
この緋襷は熟した林檎の皮のような実にまったりとした色合いが素晴らしく、
瑞々しい光沢感と前述の白土も相まって素晴らしい景色となっています。
共箱(四方桟)
径7.3cm×7.2cm×高さ4.7cm
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公開日時:2020-08-17