原田拾六 作 「備前火襷ぐい呑」(商品No. 6109) |
66,000 円(税込)
売約済 |
※ 送料、代引き手数料、全国一律無料
( お支払・配送についてはこちら ) |
備前の偉大なる功労者、桂 又三郎先生と共に古備前を研究され、
「末恐ろしい」と言われた鬼才、原田拾六先生の備前火襷ぐい呑です。
拾六先生がご自身の窯で焼成されていた作品の中でも最後期の窯の作品で、
一般的な緋襷作品に代表される優美なイメージを覆す、
キンキンに焼き締まった非常に硬質な緋襷が特徴の酒呑です。
穴窯の中で直接火の当たらない場所で焼かれており、
僅かに青色の混じった白肌に、焼き抜かれて臙脂色になった緋襷が焼き付いています。
口縁部には僅かに侵入した熱風による細かい飛び胡麻の形跡があり、
緋襷用の藁が蝋抜きのようになって面白いアクセントとなっています。
原田拾六先生らしい紐作りによる大胆な造形と十八番の付け高台も見事で、
重厚感はありますが酒器を逸脱するような重量感は無く、
滑らかな質感とくびれた胴の程よいグリップ感が相まって心地よい手取り感になっています。
高台の形状によってややガタつきがありますが使用上問題はございません。
共箱(四方桟)
径7.5cm×7.5cm×高さ6.1cm
※クリックで拡大表示します。
※お客様のお使いのスマートフォン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2021-01-07