原田拾六 作 「備前徳利」(商品No. 6110) |
98,000 円(税込)
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備前の偉大なる功労者、桂 又三郎先生と共に古備前を研究され、
「末恐ろしい」と言われた鬼才、原田拾六先生の前作の備前徳利です。
箱の状態や同封されている陶歴書などからみて、
昭和末期から平成の初期にかけて制作した徳利であると思われます。
古備前研究で培った知識と技術を詰め込んだ濃厚な肌合いは絶品で、
現在ではあまり見られない柔らかく初な土味が楽しめる徳利です。
ねっとりと濃厚な土味は柔らかい緋色、金彩掛かった紫蘇色、
そして窯変が乗った黒っぽい部分と大まかに分けての3パート存在し、
実に使い味の良さそうな徳利に仕上がっていると言えます。
特に緋色の部分はサラサラとしたキメ細かい土質と相まって、
すぐにでも酒を擦り込んで育ててやりたくなる味わいがあります。
小振りでけれん味の無い素直な造形も素敵ですが、
とても細かく繊細な箆使いで作品の全体に面取りが入っており、
前述の味わい深い土味と相まってたまらない色気を放っています。
前作ですが汚れや使用感などはございません。
共箱(四方桟)
口縁3.5cm×胴径8.6cm×胴径8.4cm×高さ9.6cm 容量 約180㏄
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公開日時:2021-01-08