伊勢崎 満 作 「備前ぐい呑」(商品No. 6356) |
35,000 円(税込)
売約済 |
※ 送料、代引き手数料、全国一律無料
( お支払・配送についてはこちら ) |
備前焼を愛し備前に多大なる貢献をした名工、伊勢崎満先生の備前ぐい呑(酒呑)です。
平成10年までの陶歴書が同封されており、その頃に制作された作品であると思われます。
窯の中でも一際良い場所に置かれて焼かれた酒呑で、
黒銀の灰被り窯変とほんのりと金彩が乗った抜けが何とも味わい深いです。
見込みにも一面の灰被り窯変が出ており、
薄っすらと光沢の乗った墨色の窯変は酒に濡れてより一層色合いが濃くなります。
登り窯焼成らしい濃厚なグレーの灰被り窯変が見事で、
背面の一部はまるで岩礁のようなザラついた質感となっていますが、
正面側ではなまこ肌になって滑らかになるなど使用感の面でも素晴らしい仕上がりです。
シンプルな作風を好む満先生にしては珍しく遊び心満点の作品で、
切り離しによる碁笥底高台と、箆を多用して削り出した胴部が印象的です。
共箱(二方桟・紐なし)
径6.7cm×6.7cm×高さ5.1cm
※クリックで拡大表示します。
※お客様のお使いのスマートフォン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2021-09-17