金重 愫 作 「灰釉酒呑」(商品No. 6605) |
66,000 円(税込)
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金重素山先生の長男として円山窯を受け継ぎ、
繊細で優雅な土味と力強い造形の調和により多くの人々を魅了する、
金重 愫先生の新作灰釉ぐい呑です。
令和3年10月の窯出しで焼き上がった最新作です。
愫先生は備前以外にも施釉無釉問わず様々な焼き物に挑戦しておられ、
そのどれもが左党の心を掴んで離さない色気を備えています。
電気窯ではなく登り窯で焼き上げられた灰釉の酒呑で、
登り窯による焼成が組み合わさり独特の表情を見せています。
唐津系に近い灰釉を調合しつつ、胎土には備前土をチョイスしており、
斑模様を発生させながらも、青磁のような強い水色が生まれています。
内側には登り窯焼成による自然釉がごく少量降り掛かっており、
藁灰釉と混ざり合うことで紫色の斑点へと変化しています。
愫先生の十八番の豪快な高台と、やや背の低いどっしりと構えた造形に対して、
焼成時に釉薬が垂れる事でより重厚な佇まいとなっています。
共箱(四方桟)
径6.6cm×6.5cm×高さ5.3cm
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公開日時:2022-05-21