山本雄一 作 「備前茶入」(商品No. 6757) |
150,000 円(税込)
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神業を持つ名工 山本陶秀先生を父に持つ、無形文化財山本雄一先生の前作の備前茶入です。
平成17年10月の陶歴書が同封されており、その頃に制作されと思われる作品です。
轆轤の名人として名を馳せた陶秀先生が最も得意としたのが茶入であり、
陶秀先生より受け継いだ陶技を遺憾なく発揮した見事な茶入となっています。
造形の面でも尻張茶入のお手本のような美しい造形となっており、
キリリと引き締まった精悍な肩の造り、細かい轆轤目を均一に配した伸びやかな胴、
そしてそれらに連なるふくよかな尻膨れの一連の流れはいつまで見ていても飽きません。
作品の表面には非常に細かな轆轤目が薄っすらと残されており、
茶入という器の制作難度の高さが伝わってきます。
見事な造形に合わせて焼成も豪華な窯変となっており、
通常であればどうしても器よりも主張してしまうような大きな真ん丸の抜けであっても、
ふくよかな尻張の造形が太陽を受け止める大海原のようにしっかりとキャッチしています。
仕服の銘は「名物 藤種緞子」となっています。
前作ですが使用感や汚れなどはありません。
共箱(四方桟・仕服牙蓋付き)
径7.4cm×7.3cm×牙蓋含む高さ8.6cm
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公開日時:2022-10-27