原田拾六 作 「備前ワイン盃」(商品No. 6862) |
66,000 円(税込)
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備前の偉大なる功労者、桂 又三郎先生と共に古備前を研究され、
「末恐ろしい」と言われた鬼才、原田拾六先生の備前ワイン盃です。
古備前研究で培った知識と技術を詰め込んだワイングラス型の作品で、
拾六先生の作品の中でもあまり見ることのない独特なデザインが面白いです。
盃部分は轆轤成形による薄造りかつオーソドックスなものとなっており、
拾六先生の紐作り主体の厚みのあるデザインとは違った趣きがあります。
特筆すべきはやはり非常にボリューム感のある脚部で、
轆轤の上で削り出して制作された重厚感のあるデザインは、
まるで仁王像が持つ金剛杵のような雰囲気すらあります。
上部と下部でそれぞれ被せ焼きによって景色を変えており、
上部は白が強く出る土の特性を生かしたキャラメルブラウンの土味の上で、
黄胡麻糸胡麻と鮮やかな緋襷が交差しています。
逆に下部は直接火を当てずに焼き上げており、
カラッと焼き上がった白い土味に緋襷が強烈に焼き付けられています。
共箱(四方桟)
径8.5cm×8.3cm×高さ15.7cm
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公開日時:2023-02-16