金重晃介 作 「備前酒呑」(商品No. 7095) |
22,000 円(税込)
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父に偉大なる備前焼中興の祖である金重陶陽先生を持つ金重一門のリーダー、
金重晃介先生の前作の備前酒呑(ぐい呑)です。
箱の状態や同封されている陶歴書などからみて、
1995年頃に制作した酒呑であると思われます。
登り窯のスアナと呼ばれる場所で焼成された作品で、
黄胡麻とカセ胡麻の中間のカセた黄胡麻が全体を覆っています。
また作品全体を覆わんとする胡麻の隙間から極上の土味が顔を覗かせており、
ほんのりと赤味掛かった美しい土味が火の当たり方で絶妙に変化しており美しいです。
一目で晃介先生と分かる肩がやや窄まった独特の意匠が施されており、
全体のフォルムを引き締めつつ持ちやすくもなっています。
従来のカセ胡麻の荒々しくカサついたイメージを完全に払拭する、
柔らかで優しい肌合いが酒席を大いに盛り上げるでしょう。
前作ですが未使用品で汚れなどはございません。
共箱(四方桟)
径6.2cm×6.0cm×高さ5.8cm
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公開日時:2023-10-11