2013-01-27 伊勢崎 満先生の回顧展に行って参りました 皆さんこんにちは、寒い日が続いておりますが如何お過ごしでしょうか。さて、先日伊勢崎 満先生の回顧展に行って参りました。満先生は2011年の8月末に呼吸不全で惜しくも亡くなられ、伊部は重鎮を失った悲しみに包まれておりました。約一年半の後に今回の回顧展が開催されましたがどれも素晴らしい作品が並んでおり、改めて「伊勢崎 満先生」の喪失という事実を再確認しました。また、... More
2013-01-10 末田 恵先生の新作が入荷しました 皆さんこんにちは。寒さの厳しい日が続いておりますが、如何お過ごしでしょうか。この度、末田 恵先生の新作が入荷いたしました。久々の入荷となりましたが、今回も力作揃いとなっております。特に写真の伊部手の徳利は土味部分に深い黒が出ており、滑らかな器肌と一体となり非常に気品に満ちた黒となっています。開きかけた可憐な花を思わせるフォルムの各種酒呑や、初入荷となりました瓢... More
2013-01-03 明けましておめでとうございます 新年明けましておめでとうございます。本年も何卒宜しくお願い申し上げます。本日から通常通り営業しております。1月も窯出し、新作入荷予定が目白押しです。2013年も皆様の心に残る作品をお届け出来ますよう努力して参ります。 川口陶楽苑 社員一同(藤原建 作 備前透かし鉢)... More
2012-12-24 素敵なブログをご紹介いたします 皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。先日、お客様より素敵なブログをご紹介頂きました。大変興味深いブログでしたので、ご無理を申し上げてブログ掲載をご承諾を頂きました。例えば、ある日の晩酌のご様子ですが、当店にてお買い上げ頂きました越智富雄先生の伊部酒呑をご使用頂き、お料理に合わせて備前、黄瀬戸、唐津と取り合わせていらっしゃいます。 &n... More
2012-12-11 森本良信先生の新作が入荷しました 皆さんこんにちは、大変な寒さに見舞われておりますが如何お過ごしでしょうか。備前地方でも低気圧で突風が吹き、肌を刺すような寒さにあんなに暑かった夏がつい恋しくなってしまいました。こんな時は備前湯呑に宿るお茶の温もりがなんとも心地よいです。さて、当店では森本良信先生の新作が入荷しました。備前に限らず、井戸や楽の名品にも意識を傾け、新たな境地を開拓せんとする作品となっ... More
2012-11-04 瀬戸内想彫会展 皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。さて、先日牛窓にある瀬戸内市立美術館へ「瀬戸内想彫会展」を観に行って来ました。役場の三回に新設された美術館で、広々としてとても良い展示スペースとなっておりました。木村玉舟先生に学ばれたメンバーの皆さんの手作り陶彫の作品群は、動物や人物のモチーフを中心に、土の塊から生み出されたとは思えない程に、繊細で力強くユニークなものば... More
2012-10-17 秋谷昌央先生の織部ビアマグが入荷しました 皆さんこんにちは、いかがお過ごしでしょうか。今年の春から制作をお願いしておりました織部のビアマグが焼き上がりました。夏に窯出しされる予定でしたが、秋谷先生が大病を患われ長期間の療養を余儀なくされました。そのような大変な中で何とか無理を申して制作して頂きました。待望の作品顔合わせの際には、想像以上の出来栄えのものがズラリと並び、秋谷昌央先生には感謝の気持ちでいっぱ... More
2012-10-07 瀬戸内想彫会展が開催されます 瀬戸内市立美術館ギャラリーSで瀬戸内想彫会展が開催されます。 瀬戸内想彫会は山陽新聞カルチャースクールの生徒さんによって結成された手づくり陶彫を中心としたグループです。それぞれの心のなかにある「想い」を動物たちの姿を借りて「彫る」ことをコンセプトに、メンバーの皆さんで作品を持ち寄って今回のグループ展を開催されるそうです。木村玉舟先生が中心となって活動されており、... More
2012-10-05 埋蔵文化財巡回展「備前焼 変容する伝統」が開催されます 赤穂市、上郡町、備前市で行われる備前焼の巡回展がいよいよ備前市で開催されます。「備前焼 変容する伝統」と銘打たれた今回の巡回展では、東備西播地域で見つかった資料が、平安?鎌倉時代、南北朝?室町時代、安土桃山?江戸時代の3つに分けて展示されています。備前焼の長い歴史の中でのその時代ごとの変移を見ることができます。備前市では平成24年 10月17日(水)から11月... More
2012-10-01 食欲の秋。まつりの秋。 先日、お客様より秋らしい素敵な画像を頂きました。 酢締めにした秋刀魚が織部の涼やかな器に美味しそうに盛り付けられています。以前当店にてお買い上げ頂きました徳利なども取り合わせて頂き何とも食欲をそそられます。お買い上げ頂いてから月日が経ちますが、お客様のお手元にて大切に育てていって頂いているお話を伺えることは本当に幸せな事です。お嫁にいった娘からの便りの... More
2012-09-28 おすすめブログのご紹介 皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。朝晩がだいぶ涼しくなり、すっかり秋らしくなって参りました。さて、本日はおすすめのブログをご紹介させて頂きます。当店にてお買い上げ頂きました備前の器をはじめ、織部や九谷などの器を日々の食卓にさり気なく取り入れておられます。越前漆器やランチョンマットとの取り合わせも素敵で、使い方次第で器の魅力は無限に広がるのだなと改めて感じ... More
2012-09-19 木畑考生先生に会う 皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。もう既に作品をHPに出品させて頂いたのでご存知の方もおられると思いますが、この度伊勢崎淳先生のお弟子さんである木畑考生先生の作品のお取り扱いが始まります。木畑先生が修行時代に作った羊の置物を当店のスタッフが淳先生の工房で拝見し、ツヤツヤしした引き出し黒のような色合いでとても可愛い!と一目惚れし、いつか作品を扱わせて頂こ... More
2012-09-11 第30回 備前焼まつり 開催のお知らせ 皆様こんにちは、9月も中頃となり今年も備前焼まつりが近づいて参りました。今年は10月20日(土)と21日(日)の2日間での開催となります。 今年は川口陶楽苑ではまつりの時期に合わせたリニューアルを予定しており、まつりの当日は様々な作家の方の新作・秀作を店内に展示し、当店駐車場の特設テントでの作品販売も企画中です。伊部駅をはじめ赤穂線各駅までのご送迎も承っておりま... More
2012-08-18 安倍安人先生の作品の盗難につきまして 残暑御見舞い申し上げます。さて皆様御存知とは思いますが、先日の安倍安人先生の盗難に遭いました作品のリストを掲載させて頂きます。どんな些細な情報でも結構でございますのでお気づきの点がございましたら当方までお知らせ下さい。何卒よろしくお願い致します。『この度8月15日窯場より、焼成途上の伊部団子三ツ足獅子耳花入1点、伊部獅子耳花入2点、彩色瓢徳利の未彩色自然釉途上(... More
2012-07-11 金重潤平先生の作品が入荷しました。 皆さんこんにちは、雨が続いておりましたが如何お過ごしでしょうか。備前地方でも長く大雨が降り続き、湿気と暑さでなかなか食が進みません。ついつい水分ばかり摂ってしまいがちですので気をつけたいと思っています。梅雨が明ければ夏真っ盛りとなりますので、やはりビールの美味しい季節となりますね。当店でも様々な作家さんのビール呑を取り揃えていく予定ですのでお気軽にお問い合わせ下... More
2012-05-28 Playing on the ground 一人の男が地上のある地点にて、強烈な衝動をはらんだエネルギーを地面へと放出し始めた。やがて男は木を伐り倒し、固き地面を穿ち始めた。少しずつ着実に広がってゆく穴は、地球からしてみれば痘痕にもならぬ小さな穴であった。男は手を休めることなく黙々と作業に没頭した。――自分の進む道はこれでいいのだろうか?自問を繰り返した、そうして地面を掘り返した。やがて小さな小さな痘痕... More
2012-04-28 竹中健次先生にお会いしました 皆さんこんにちは、いかがお過ごしでしょうか。4月中頃の大雨や春一番で、庭の桜もすっかり葉桜となってしまいました。汗ばむような陽気と合わせて、夏の訪れを感じずにはおれません。さて、夏の匂い混じった陽気となるよりも少し前の4月初旬。竹中健次先生の窯出しがあり、素晴らしい作品が焼き上がっておりました。前に何度か工房へもお邪魔させて頂いたのですが、今回はなんと当店まで... More
2012-04-13 森本先生の設計中の窯を見学に行って参りました 皆さんこんにちは、いかがお過ごしでしょうか。備前はここ最近で一気に春らしい陽気となり上着が軽くなりました。つばめが今年も巣を作り、庭先を所狭しと親つばめが飛び回っております。裏庭の桜も今年はやや遅かったですが、何とか無事に開花しました。さて、3月の末に森本先生が設計中の新窯を見学に行って来ました。まだ基礎が終わった段階のベースが完成したばかりで、完成と公開は少し... More
2012-04-04 素敵な春のお便りを頂きました。 今日は当店から伊勢崎晃一朗先生の花器をお買い上げ頂きましたお客様から、素敵なお写真を頂きましたのでご紹介させて頂きます。花器自体のダイナミックな造形と早咲きの桜の背の高さを活かした迫力のある構図です。直接床に置いて頂いたのが、更に迫力を活かしつつ圧迫感を出さない事に繋がっています。小洒落たお店の玄関のように「異空間」でありながら「入りやすい」という印象があります... More
2012-03-06 中村六郎 作 備前酒呑 中村六郎先生の備前酒呑です。この酒呑を語るに長々しい言葉は無粋に思います。グイッと呑む一献のように、ただシンプルに「良い」とだけ書き添えればいいように思います。六郎先生を始め、酒器において人気のある作家さんの作品はどこか未完のように思えます。どこか足らないような気がしてもどかしく、それ故に興味は尽きることなく長く愛でていける。或いは酒で器に満たし、水面には薄ぼ... More