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森 陶岳 作 「徳利」
(商品No. 2818)
290,000 円(税込)
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■作品の特徴
古備前を追求しそれを越え進む鬼才、県指定重要無形文化財の森 陶岳先生のやや前作の徳利です。お預け徳利らしい迫力のある大振りの造形と、陶岳先生らしいあっさりとした上品な焼きが一体となった作品です。特に土味は見事で赤茶色、焦げ茶、明るい茶色、白色が細かく切り替わり、見る者を飽きさせない味わいがあります。さらにその肌の表面は鞣すように箆で整えられており、小石が動いて肌に見事な皺を浮かび上がらせ、堂々とした作品により一層枯れた味わいを加えています。(やや前作ですが使用感はほとんどありません、予めご了承ください)
■作品の概容
共箱(四方桟)
口縁4.0cm×胴径10.3cm×胴径10.3cm×高さ15.6cm 容量 約670cc
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2014-02-21
■作者(森 陶岳)について
森 陶岳先生は窯元六姓の家系につながる森 秀次氏の長男として生まれ、1959年岡山大学特設美術科を卒業されました。その後、1962年に生家に戻り陶芸の道に入りました。翌年の日本伝統工芸展で入選を果たし、1966年日本工芸会正会員になりました。古備前に魅せられ、1972年頃から大窯の研究に着手。1977年には兵庫県相生市に築いた全長46mの大窯を築窯し1980年に窯焚きをされました。そのデータを活かして1983年に岡山県瀬戸内市牛窓に全長53mの寒風大窯を築き、1986年に初窯出しに成功しました。以後4、5年ごとに窯焚きを行っています。1996年に岡山県指定重要無形文化財保持者に認定されました。1997年には備前焼パリ展に出品。2002年には備前焼作家としては初めて日本陶磁協会賞を受賞されています。2008年には寒風新大窯(全長85m・幅6m・高さ3m)が完成し、2015年に窯出しをされました。
受賞歴・・・日本陶磁協会賞・同金賞、山陽新聞賞、岡山日日新聞芸術文化功労章など多数/県展審査員
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