人間国宝無形文化財等、備前焼の有名作家による個性溢れる作品を一堂に展示しています。

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金重道明 作 「備前徳利」

金重道明 作 「備前徳利」

(商品No. 5394)
75,000 円(税込)

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■作品の特徴

金重陶陽先生の長男として生まれ、伝統の中に独自のセンスを盛り込んだ作風で万人を魅了した、金重道明先生の備前徳利です。「ミ」と書かれた箱書きなどから見て、道明先生初期の作品であると思われます。当時、父である金重陶陽先生が所持していた古備前徳利の銘品「としわすれ」を見て習作されたであろう、ややずんぐりとした小振りな形が特徴的な鶴首徳利です。としわすれの被せ焼きのように、上部は被せによる緋襷で下部は胡麻が降り掛かっています。しかし胡麻の掛かり方が非常に浅くなっており、これがかえってネットリとした観音土の味わいを表出させ、金重備前らしい蕩けるような味わいを楽しむことが出来ます。(使用感や汚れなどはほとんどありません)

■作品の概容

共箱(二方桟)
口縁4.1cm×胴径9.0cm×胴径9.0cm×高さ14.1cm 容量約280cc

■作品画像

金重道明 作 「備前徳利」 #1 金重道明 作 「備前徳利」 #2 金重道明 作 「備前徳利」 #3 金重道明 作 「備前徳利」 #4 金重道明 作 「備前徳利」 #5 金重道明 作 「備前徳利」 #6

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公開日時:2019-03-12

■作者(金重道明)について

金重道明先生(1934年~1995年)は人間国宝 金重陶陽先生の長男として伊部に生まれました。1955年、金沢美術大学工芸科を卒業。父、陶陽先生に師事して陶芸家となられました。1957年から朝日現代陶芸展に連続3回入選。日展にも入選、1960年にはアメリカ各地を陶芸視察されました。1969年、日本工芸会正会員となり、1970年に金重陶陽賞を受賞されました。1973年、一水会陶芸部委員に推挙され、1980年、日本陶磁協会賞を受賞して、1990年、晴れて岡山県重要無形文化財に認定されました。茶陶を得意とし、幾何学的な造形の鉢なども手掛けられています。海外の展覧会にも出品されていました。


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