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藤原 雄 作 「備前茶碗」
(商品No. 5727)
190,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
日本国内のみならず世界へと視野を広げ、
備前焼の魅力を広く伝えた人間国宝 藤原 雄先生の備前茶碗です。
一目で藤原 雄先生と分かる作風となっており、
小手先の技を排除した裸の心でぶつかってくるような作品です。
雄先生晩年期の秀作で、土の芯から発色するような鮮やかな緋色と、
藤原備前のトレードマークである緑色掛かった渋い胡麻が素敵です。
正面見込み裏側とお約束である3つの牡丹餅が仕掛けられており、
お茶を喫する時も高台を眺める時もいつでも美しい緋色が楽しめるようになっています。
豪快な作風で知られた雄先生らしいパワフルで存在感のある作風も魅力ですが、
あくまでも茶碗として重すぎないように配慮されており、
手に持ってみるととても程良い重量感となっています。■作品の概容
共箱(四方桟)
径12.2cm×径11.5cm×高さ8.6cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2019-12-27
■作者(藤原 雄)について
藤原 雄先生(1932年〜2001年 岡山県備前市生まれ)は、
備前焼で二人目の人間国宝の藤原 啓先生の長男として生まれました。
作陶にあたっては“単純・明快・豪放”をモットーとし、
大型の壺や鉢類を多く手掛け、「壺の雄」と呼ばれました。
また北大路魯山人の影響を受け食器も得意でした。
1972年からは「百壺展」「徳利とくり展」「百花展」「百鉢展」など、
シリーズ化して開催されました。
スケールの大きいレリーフやオブジェも数多く制作しています。
1967年に日本陶磁協会賞を受賞されました。
1980年に岡山県指定重要無形文化財保持者に認定されました。
1996年には陶芸界では初めてとなる、
親子二代での国指定重要無形文化財保持者になりました。
2001年に逝去されました。
主な受賞歴・・・金重陶陽賞、岡山県文化奨励賞・文化賞、山陽新聞賞、中国文化賞、芸術選奨文部大臣賞、アカデミア芸術・文化大賞、紺褒賞受賞
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