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森本良信 作 「自然釉黒茶碗」
(商品No. 5765)
80,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
優れた美的感覚を持ち、土と焼きと造りに於いて常に進化し続ける森本良信先生の自然釉黒茶碗です。光悦風の遊び心溢れる造形に、限界まで自然釉を乗せて塗り土ではない自然な黒を発現させた意欲作です。森本先生が「被り物」と称する備前手の特徴である胡麻や桟切を纏っていく点を極め、高台まで全て自然釉で覆い尽くされており、人の手ではない熱風による釉掛けの妙味と、まるで全体をコーティングされたようなマットな自然釉の質感が何とも面白く感じます。備前の胡麻らしい黄色掛かった茶色の自然釉と、伊部手のような黒の自然釉とが混じり合い、塗り土では出せない立体的かつ複雑な景色を形成しています。茶碗の造形も火の加減の変形か作者の手によるものか判断を迷わせるところがあり、森本先生の古陶磁研究に基づいたミステリアスな面白さが見る者を虜にします。
■作品の概容
共箱(四方桟)
径13.0cm×12.5cm×高さ9.3cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2020-02-05
■作者(森本良信)について
森本良信先生は1976年、岡山県に生まれました。1996年備前陶芸センターを修了。フリーを経て、2004年東京にて初個展。以後毎年東京を中心として全国にて個展開催。2005年、2006年、2007年度田部美術館「茶の湯の造形展」入選。 2008年、東京・日本橋三越「現代作家酒器展」出品。2009年、東京・日本橋三越「現代作家茶碗展」出品。2010年、岡山・天満屋「森本良信 特集」など各地で個展を開催しています。
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