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和仁栄幸 作 「備前手捏酒呑」
(商品No. 5854)
12,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
金重陶陽先生に師事し、最後の弟子としてその技術と志を受け継いだ和仁栄幸先生の備前手捏酒呑です。平成17年頃の陶歴書が入っており、恐らくその頃に制作されたものではないかと思われます。金重陶陽先生の教えである「土に素直に、火に素直に」を守り、衒いのない作風の中で備前土本来の味わいをごくごく自然なまま開花させています。窯変も金重陶陽先生の窯変を見事に受け継いだ極渋のもので、黄色青色灰色が複雑に混じり合った非常にキメの細かいカセ胡麻を宿しています。また、口縁部と向こう正面には全体の色を引き締めつつ、柔らかい質感で使用感を向上させる焦げ胡麻を配置しているのが心憎いです。手捏ねの優しい風合いが高水準の窯変を上手くまとめ、強い窯変を全面に押し立てるのではなく土と火の調和を成しています。(高台部分に焼成時の剥がれがありますが使用に問題はございません)
■作品の概容
共箱(二方桟)
径6.6cm×5.8cm×高さ4.4cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2020-04-23
■作者(和仁栄幸)について
和仁栄幸先生は、1967年 金重陶陽先生に入門され、陶陽先生最後の弟子となりました。師の没後、金重道明先生に師事。また金重素山先生にも薫陶を受けました。1975年 鏡野に築窯し、初窯を出して独立されました。三原、岡山、東京、札幌など各地で個展。1999年には、茶の湯の造形展で大賞を受賞されています。
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