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安倍安人 作 「彩色備前酒呑」
(商品No. 5901)
200,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
古陶に対する深い見識と美的感覚を持たれ、
独自の研究と焼成により唯一無二の作品を創造する、
安倍安人先生の窯出しされたばかりの新作彩色備前酒呑(ぐい呑)です。
鮮やかな赤を背景に堂々とした青富士が迫力のある構図で描き出されており、
額に見立てて金彩でを描き出すなど今作でも安人先生の高い構成力を見ることが出来ます。
本作の金彩は非常に輝きの強いタイプとなっており、
磨き上げられた黄金のように光を放ち、
備前焼の肌と絵画的な世界が見事に融合しています。
側面と見込みには濃厚な芥子色の流れ胡麻が配され、
古備前ファンを唸らせてきた焼きで全方位から見ても楽しませてくれます。
また、今回は背面部分に最近のテーマの一つである、
プリミティブなタッチの太陽も描かれており、
大胆な彩色と緻密な構図が見事に一体となっております。■作品の概容
共箱(四方桟・二重箱)
径6.7cm×6.1cm×高さ5.7cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2020-06-10
■作者(安倍安人)について
安倍安人先生は1938年に大阪府で生まれました。
若い頃から芸術家を志し、洋画家として活躍されていました。
洋画家として活躍する傍ら、趣味で陶器を集めていましたが現代備前に物足りなさを感じ、
自ら納得いくものを造るため1972年から陶芸を始められました。
茶器や花器を中心に、酒器などもよく制作されています。
古備前を始めとする古陶磁を研究されており、その理論を元にした造形や焼成は国内外で高い評価を得ています。
その功績が認められニューヨークのメトロポリタン美術館や台湾の故宮博物院に作品が収蔵されました。
東京、大阪、ニューヨーク、パリ、台湾など国内外で精力的に個展を開催されています。
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