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安倍安人 作 「彩色備前酒呑」
(商品No. 6140)
200,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
古陶に対する深い見識と美的感覚を持たれ、
独自の研究と焼成により唯一無二の作品を創造する、
安倍安人先生の窯出しされたばかりの新作彩色備前酒呑(ぐい呑)です。
正面には今年のテーマであるニワトリが描かれており、
金の彩色をバックに彫り込みと紅白の彩色によって、
可愛らしくユニークなニワトリを描き出しています。
裏面では安倍安人先生の定番のテーマの一つであるバッタが描かれており、
エメラルドグリーンと濃紺の彩色と金彩によって、
正面のニワトリとはまた違った趣を楽しむことが出来ます。
側面と見込みには濃厚な辛子色の流れ胡麻が配され、
古備前ファンを唸らせてきた焼きで全方位から見ても楽しませてくれます。
無釉焼締めとして確立された備前焼をキャンバスとして絵付けをするという、
非常に構成力と美的センスを問われる作業を高次元で達成されておりますが、
あくまでも難しい技術を成し得たことを誇るのではなく、
ただ作品そのものや、ふとした土肌の景色それそのものが大変に美しいと感じます。■作品の概容
共箱(四方桟・二重箱)
径7.0cm×6.1cm×高さ6.7cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2021-02-11
■作者(安倍安人)について
安倍安人先生は1938年に大阪府で生まれました。
若い頃から芸術家を志し、洋画家として活躍されていました。
洋画家として活躍する傍ら、趣味で陶器を集めていましたが現代備前に物足りなさを感じ、
自ら納得いくものを造るため1972年から陶芸を始められました。
茶器や花器を中心に、酒器などもよく制作されています。
古備前を始めとする古陶磁を研究されており、その理論を元にした造形や焼成は国内外で高い評価を得ています。
その功績が認められニューヨークのメトロポリタン美術館や台湾の故宮博物院に作品が収蔵されました。
東京、大阪、ニューヨーク、パリ、台湾など国内外で精力的に個展を開催されています。
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