人間国宝無形文化財等、備前焼の有名作家による個性溢れる作品を一堂に展示しています。

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中村和樹 作 「備前酒呑」

中村和樹 作 「備前酒呑」

(商品No. 7286)
6,600 円(税込)

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■作品の特徴

酒器の名工 中村六郎先生・真先生の流れを汲み、
味わい深い作品をつくり出す中村和樹先生のやや前作の備前ぐい呑です。

酒器づくりの名人の流れを汲みながらも、
作風の中に父や祖父とも違う独特の色を忍ばせる和樹先生らしい酒呑です。

樹木の表皮のようなカセ胡麻をまといつつ、
正面ではまるで着物を開けるように美しい緋色を露出させています。

中村家秘伝の濃厚な緋色の土味も勿論出ていますが、
本作はやや強めに焼きが入ることで金重一門のようなカセ胡麻景色となっています。

見込みの景色も備前焼カセ胡麻の魅力を凝縮したような仕上がりで、
辛子色の黄胡麻が飛び散り、ワインレッドの土味と見事な対比を作り出しています。

波打つようにリズミカルに動く口縁の作りや、力強く削り取られた高台内など、
祖父である中村六郎先生が大酒を呑んで培ってきた技術を見事継承しています。

購入後に大切に保管されていた未使用品です。

■作品の概容

共箱(二方桟)
径8.2cm×8.2cm×高さ3.7cm

■作品画像

中村和樹 作 「備前酒呑」 #1 中村和樹 作 「備前酒呑」 #2 中村和樹 作 「備前酒呑」 #3 中村和樹 作 「備前酒呑」 #4 中村和樹 作 「備前酒呑」 #5 中村和樹 作 「備前酒呑」 #6

※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。

公開日時:2024-04-24

■作者(中村和樹)について

中村和樹先生は1980年に中村 真先生の長男として岡山県備前市で生まれました。

2003年に岡山大学文学部を卒業後、祖父中村六郎先生と父中村 真先生に師事し、陶技を磨きました。

2006年に初窯を焚いて独立されました。


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