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高力芳照 作 「備前巨大化酒呑」

高力芳照 作 「備前巨大化酒呑」

(商品No. 7363)
15,400 円(税込)

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■作品の特徴

金重素山先生と金重有邦先生に師事しながらも、
気負うこと無く自身の作品づくりを追求する高力芳照先生の、
窯出しされたばかりの新作備前巨大化酒呑です。

令和6年6月に窯出しされたばかりの最新作です。

これまでの作風とは打って変わって、まるで子どもの粘土遊びの作品のような、
とても脱力感のある不思議で異様な造形は、見た瞬間に一瞬時が止まってしまいました。

今回この大酒呑に使用された粘土は比較的粗めの山土なのですが、
かなり肉厚にも関わらず通常の田土系の酒呑よりも軽いのにも驚かされます。

口縁部も特に口造りはせず、挽きっ放しそのままという潔さで、
太めの畳付きが腰へとめり込んだ高台など一切の作為を捨てています。

一応分類上は焼成は緋襷に当たり、作品全体に藁の跡が見られますが、
土肌が藁を完全に食ってしまいまるで「藁の化石」のようになっています。

ただひたすらに頭を空っぽにして土と戯れる中で生まれてきた作品で、
それはまるでタロットの愚者のように、新たな道行きの始まりを暗示しているかのようです。

■作品の概容

共箱後日(恐れ入りますが発送までしばらくお時間がかかります。)
径8.8cm×8.1cm×高さ6.3cm

■作品画像

高力芳照 作 「備前巨大化酒呑」 #1 高力芳照 作 「備前巨大化酒呑」 #2 高力芳照 作 「備前巨大化酒呑」 #3 高力芳照 作 「備前巨大化酒呑」 #4 高力芳照 作 「備前巨大化酒呑」 #5

※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。

公開日時:2024-07-15

■作者(高力芳照)について

高力芳照先生は1970年に兵庫県赤穂市で生まれました。

高校を卒業後、1989年から7年間に亘って金重素山先生と有邦先生に師事し陶芸を学びました。

1996年に備前市閑谷に登り窯を築いて独立し、翌年には初窯を焚きました。

2000年に東京で初個展を開催し、以降毎年個展を開催しています。

2002年には茶の湯の造形展に初入選されました。


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