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中村 真 作 「備前酒呑」
(商品No. 7507)
20,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
備前が誇る酒器の名工 中村六郎先生のご長男で、
酒器・食器作りで名高い中村 真先生の窯出しされたばかりの新作備前酒呑です。
令和6年10月に窯出しされたばかりの最新作です。
道明先生の薫陶を受けた窯焚き巧者の真先生らしく、
絶妙な火加減による窯変と緋色が魅力の酒盃となっています。
窯奥にて熾に埋もれてしっかりと焼き込まれた作品で、
薄っすらと輝く鼠色の海鼠肌が作品全体を覆っています。
正面の抜けはまさしく最高のタイミングで焼き締まっており、
ふんわりとした柔らかな緋色は、早く酒に濡らしてくれとせがんでくるかのようです。
勿論、酒映りの中核を成す見込みの緋色も見事なものであり、
酒を注ぐと赤く燃え上がる熾火のようで実に面白い景色となっています。
くっきりと出た隈取り、絶妙な火加減の緋色、鈍く光る灰被りと、
どこから眺めても登り窯窯変の妙味を楽しめる完成度の高い酒呑です。
近年の真先生の酒呑は徐々に小型化しているような傾向がありますが、
本作は中村六郎先生を彷彿とさせる豪快な造形となっており迫力満点です。■作品の概容
共箱(四方桟)
径8.0cm×7.9cm×高さ5.0cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2024-12-09
■作者(中村 真)について
中村 真先生は1949年に中村六郎先生の長男として岡山県備前市で生まれました。
1971年からは父中村六郎先生の下で基礎から備前焼を学び、
土作りから作品制作の技術まで様々な修練を積まれました。
合わせて金重陶陽先生の窯焚きを学ぶため、金重道明先生の窯焚きを10年間手伝って薫陶を受けました。
その後、1975年に独立しました。
現在は酒器を中心に花器から食器まで幅広く制作されています。
東京、岡山、名古屋など全国各地で積極的に個展を開かれており、
息子の中村和樹先生との二人展なども開催されています。
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