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多久 守 作 「備前引出酒盃」
(商品No. 7579)
11,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
自他共に認める土マニアであり、終わりなき研究の旅路を歩み続ける多久 守先生の前作の備前引出酒盃です。
2010年頃までの陶歴書が同封されており、その頃に制作されたものであると思われます。
引出の名の通りに焼成中に窯内から作品を取り出し急冷しており、
水色の鉱石のような窯変に、琥珀色になった胡麻が重なっています。
もちろん見込みでも引出らしい複雑な景色が展開されており、
底へ溜まった大量の自然釉が、強めに残した轆轤目を浮かび上がらせています。
さらに多久先生らしい紐作りによる力強い造形も相まって、
窯と土の神秘をじっくりと堪能できる酒盃となっております。
新品で購入後にそのまま開封することなく大切に保管されていた未使用品です。■作品の概容
共箱(四方桟)
径7.1cm×6.7cm×高さ5.1cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2025-02-26
■作者(多久 守)について
多久 守先生は1952年に岡山県で生まれました。
備前陶芸センターで基本から陶技を勉強され、1980年からは木村隆明先生に弟子入りして陶技を磨きました。
1983年に当時の和気郡佐伯町に登り窯を築き、11月に初窯を出して作家として独立されました。
1998年には工房を建部町に移転し、半地下式穴窯を築かれました。
土の研究を得意としており、緋襷を基本に酒器や花器や茶器など幅広く制作されています。
日本伝統工芸展、中国国際陶芸展、朝日陶芸展、一水会陶芸展などに多数入選されています。
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