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越智富雄 作 「備前酒呑」
(商品No. 7602)
4,400 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
安倍安人先生のもとで黙々と窯焚きに励み、
未だ満たされぬ想いを陶にぶつける越智富雄先生の前作の備前酒呑です。
高温度帯での焼き込みを好む越智先生らしく、
キンキンに堅く焼き締まった重厚感のある作品で、
まさにに土が高密度で凝縮されているような力強さが感じられます。
一瞬伊部手と見紛うような濃厚な褐色の肌となっており、
黒鉄のような肌が艶やかな光沢を帯びて怪しく光っています。
正面には水滴のような胡麻が吹き付けられたように付着しており、
江戸期の胡麻を色のみならずスタイルまで含め見事に継承しているように思います。
胡麻の上品な見せ方にぴったりの四方の造形も面白く、
土焼き造りが三位一体となって越智備前を完成に導いています。
新品で購入後にそのまま大切に保管されていた未使用品です。■作品の概容
共箱(四方桟)
径7.1cm×7.0cm×高さ5.7cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2025-03-20
■作者(越智富雄)について
越智富雄先生は1949年に愛媛県で生まれ、愛媛県立新居浜工業高校を卒業しました。
1969年からは会社勤めの傍らで鷹美術で絵画と彫刻の勉強に励みました。
1976年に愛媛県にて安倍安人先生の窯焚きの助手を務めながら薫陶を受けました。
1998年に岡山県瀬戸内市牛窓の安倍安人先生の工房敷地内にご自身の窯を築窯されました。
彫刻や絵画を学んだ経験を生かしながら備前焼作りに取り組まれています。
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