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島村 光 作 「備前寅泡瓶」
(商品No. 7634)
242,000 円(税込)
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■作品の特徴
古来より連綿と続いてきた備前細工物というジャンルを、
独特の感性と創造力を持って継承する島村 光先生の新作備前寅泡瓶です。
身近なものを洒脱なデフォルメを交えて作品として表現する島村先生らしい、
まるで抽象画の世界から飛び出してきたかのような干支の寅の泡瓶となっています。
途絶えかけた備前細工物に再び火を灯さんとする島村先生らしく、
細工物としては非常に地に足のついた見事な仕上がりとなっており、
特に背中の蓋はぴったりと本体に一致し微動だにしません。
蓋にあるデフォルメされた縞模様や、胴部に付随する尻尾のデザインなど、
全体的に非常にシンプルなデザインながらも、一目見ただけで虎と分かるのは流石です。
細工物として造形をまず第一に据え、自然釉を敢えて避けた焼成となっており、
還元と酸化をうまく使い分けた赤と黒のツートーンカラーが虎のイメージにぴったりです。■作品の概容
共箱(四方桟)
径13.2cm×6.8cm×高さ7.1cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2025-04-24
■作者(島村 光)について
島村 光先生は1942年に岡山県瀬戸内市長船町に生まれました。
浪速短期大学(現大阪芸術大学短期大学部)絵画科を1962年に卒業されました。
その後、備前焼細工物に魅了され、1975年に陶芸の道に入られました。
1978年に長船町に穴窯を築き独立され、1992年には現在の久々井の地に登り窯を築きました。
2013年には備前市指定無形文化財の備前焼製作技術保持者に認定、2019年に岡山県指定重要無形文化財保持者に認定されました。
2024年には岡山県文化賞を受賞されました。
東京、岡山、ニューヨークなど各地で個展を開催されています。
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