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浦上善次 作 「備前酒盃」
(商品No. 7856)
44,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
数々の栄誉に輝き、世界的にも高名な無形文化財 浦上善次先生の備前酒盃です。
平成12年までの陶歴書が同封されており、
浦上善次先生の晩年期の作品であると思われます。
浦上善次、光弘先生親子の十八番である強還元による青備前調の焼成で、
青みがかったグレーの土肌がシックな雰囲気を醸し出しています。
緋襷も強還元によって濃厚な黒色の襷へと変化しており、
青みがかったグレーの肌にまるで光芒のような景色を作り出しています。
本作は口縁部に口造りがなされた擂鉢型のユニークなデザインとなっており、
内側の櫛目や力強い高台など、随所に名人の遊び心を感じることが出来ます。
新品で購入後に大切に保管されていた未使用品です。■作品の概容
共箱(四方桟)
径7.9cm×7.6cm×高さ3.4cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2025-12-06
■作者(浦上善次)について
浦上善次先生(1914年〜2006年)は伊部に生まれ、
西村春湖先生に師事し陶芸の道に入りました。
1935年芸術院会員北村西望先生の門下生となり塑像を学び、
内藤伸先生に木彫りを、岡田三郎先生と大久保作次郎先生にデッサンを学びました。
写実に立脚した生命感あふれる動物の置物や銅像、陶壁などが得意です。
主な作品は岡山空港の陶壁、倉敷芸文館の大山名人陶板、
備前陶芸美術館の金重陶陽胸像、津山市の児島高徳公陶像など。
1973年に牛の置物がル・サロン300年祭で金賞を獲得。
同年、岡山県指定重要無形文化財保持者となりました。
2006年3月に逝去されました。
受賞歴・・・岡山県文化賞、三木記念賞、仏・シャガール栄誉賞、紺綬褒賞、勲五等瑞宝章、サロン・ド・パリ展大賞など多数/県展審査会員
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