金重素山 作 「備前湯呑」(商品No. 6468) |
100,000 円(税込)
売約済 |
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天才陶工と呼ばれた実兄の金重陶陽先生の助手としてキャリアをスタートさせ、
備前の名工として人々に愛される作品を手掛けた金重素山先生の備前湯呑です。
当時金重素山先生が非売品として制作されていた湯呑で、
円山窯に残されていたものを金重 愫先生より譲っていただいた未使用品です。
食器用に調整されたやや粗目の粘土を使用しており、
小さな白い石粒が土肌の表面に多く見られ大変味わい深いアクセントになっています。
正面にはたっぷりと煙を吸い込んで生まれた黄胡麻が、
腰回りにはまるで火の影を投影したかのような抜けがあり、
ただの湯呑ながらも実に奥深い景色をもっています。
吸い込まれるような内側の作りや、力強い高台削りなど作品の隅々まで作り込みつつ、
それを使用者に感じさせない懐の深さは流石素山先生らしいです。
愫識箱(四方桟)
径7.5cm×7.2cm×高さ9.8cm
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公開日時:2022-01-07