山本雄一 作 「備前酒呑」(商品No. 6869) |
30,000 円(税込)
売約済 |
※ 送料、代引き手数料、全国一律無料
( お支払・配送についてはこちら ) |
神業を持つ名工 山本陶秀先生を父に持つ、無形文化財山本雄一先生の前作の備前酒呑です。
昭和55年までの陶歴書が同封されており、その頃に制作された作品であると思われます。
赤松の割木だけでなく雑木も使用する雄一先生らしい、
緑色と金色が混じったような独特の胡麻が見事です。
また胡麻の周辺には強い焼き込みを示す黒胡麻も出ており、
元々シャープな作品ですが、黒の効果でより引き締められているように感じます。
晩年期の陶秀先生と同様の粘土を使用されたであろう明るい土味に、
まるで作品全体をプラチナコーティングしたような金彩など、
前述の胡麻と合わせて山本備前の集大成のような景色となっています。
造形も山本備前らしい左右対称の端正な轆轤挽きとなっており、
前作ながらも古さを感じさせない見応えのある作品となっています。
前作ですが汚れや使用感などはございません。
共箱(四方桟)
径6.8cm×6.6cm×高さ5.7cm
※クリックで拡大表示します。
※お客様のお使いのスマートフォン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2023-02-23