人間国宝無形文化財等、備前焼の有名作家による個性溢れる作品を一堂に展示しています。

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藤原 啓 作 「備前湯呑」

藤原 啓 作 「備前湯呑」

(商品No. 5266)
70,000 円(税込)

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■作品の特徴

豪放磊落で優しさが滲み出るような温かな作風で万人に愛された、藤原 啓先生の備前湯呑です。啓先生の湯呑は作品数が非常に少なく、大変希少な作品です。非常に厚手で豪快な作行となっており、湯呑というよりも筒茶碗に近いサイズの作品で流石豪放磊落で知られた啓先生らしいです。登り窯の中でじっくりと焼かれた緋襷は実に味わい深く、茶褐色の渋い肌にネットリとした濃厚な緋襷が掛けられており、お茶で育っていくことでより枯れた色合いとなるでしょう。抜群の存在感がある作品ですが、嫌味さやけれん味がなく、いつまでも傍に置いておきたくなる優しく落ち着いた雰囲気の作品です。(※焼成時の剥がし跡が高台にあります)

■作品の概容

共箱(四方桟)
径10.0cm×9.2cm×高さ10.5cm

■作品画像

藤原 啓 作 「備前湯呑」 #1 藤原 啓 作 「備前湯呑」 #2 藤原 啓 作 「備前湯呑」 #3 藤原 啓 作 「備前湯呑」 #4 藤原 啓 作 「備前湯呑」 #5 藤原 啓 作 「備前湯呑」 #6

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公開日時:2018-11-28

■作者(藤原 啓)について

藤原 啓先生(1899年〜1983年 岡山県備前市生まれ)は、備前市穂浪在住の国文学者 正宗敦夫氏の進めで備前焼の道へ。三村梅景氏にろくろ成形などの手ほどきを受け、1941年からは、同じ人間国宝の金重陶陽先生に焼成法などを学び、陶技の腕を磨きました。鎌倉・室町の雑器に見られる素朴さや豪放さに倣い、おおらかで明快な作風の壺や花器を製作されていました。若い時代に吸収した芸術に対する教養が作品に影響を及ぼしています。1954年、備前焼二人目の国指定重要文化財(人間国宝)保持者となり、1958年には日本工芸会理事に。1977年に岡山県備前市に藤原啓記念館を設立しました。
主な受賞歴・・・岡山県文化賞、山陽新聞賞、中国文化賞、備前市名誉市民、岡山県名誉県民、没後従五位勲三等瑞宝章受賞


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