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金重道明 作 「伊部湯呑(左馬)」

金重道明 作 「伊部湯呑(左馬)」

(商品No. 5546)
50,000 円(税込)

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■作品の特徴

金重陶陽先生の長男として生まれ、伝統の中に独自のセンスを盛り込んだ作風で万人を魅了した、金重道明先生の伊部湯呑(左馬)です。道明先生が晩年に小窯を改良築窯した際に、記念として制作された左馬の湯呑です。左馬の部分が浮かし彫りとなっており、手にとって見ると道明先生が一点一点丁寧に彫っていく様子をつい思い浮かべてしまいます。細工師としての父陶陽先生を見ていた道明先生らしい仕事ぶりとなっています。逆に焼成は現在も陶芸家として活躍されている長男巖先生の土味のルーツとも呼べる仕上がりで、緋色というよりも柔らかい橙色が片身替わりで出ており非常に味わい深いです。金重三代の特徴を兼ね備えたような景色をもった湯呑です。

■作品の概容

共箱(四方桟)
径8.1cm×径7.9cm×高さ8.9cm

■作品画像

金重道明 作 「伊部湯呑(左馬)」 #1 金重道明 作 「伊部湯呑(左馬)」 #2 金重道明 作 「伊部湯呑(左馬)」 #3 金重道明 作 「伊部湯呑(左馬)」 #4 金重道明 作 「伊部湯呑(左馬)」 #5 金重道明 作 「伊部湯呑(左馬)」 #6

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公開日時:2019-07-09

■作者(金重道明)について

金重道明先生(1934年~1995年)は人間国宝 金重陶陽先生の長男として伊部に生まれました。1955年、金沢美術大学工芸科を卒業。父、陶陽先生に師事して陶芸家となられました。1957年から朝日現代陶芸展に連続3回入選。日展にも入選、1960年にはアメリカ各地を陶芸視察されました。1969年、日本工芸会正会員となり、1970年に金重陶陽賞を受賞されました。1973年、一水会陶芸部委員に推挙され、1980年、日本陶磁協会賞を受賞して、1990年、晴れて岡山県重要無形文化財に認定されました。茶陶を得意とし、幾何学的な造形の鉢なども手掛けられています。海外の展覧会にも出品されていました。


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