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中原幸治 作 「裾濃金彩茶碗」

中原幸治 作 「裾濃金彩茶碗」

(商品No. 5987)
55,000 円(税込)

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■作品の特徴

川端文男先生に師事し、現代の生活にマッチしたものづくりを目指す中原幸治先生の新作金彩茶碗です。

令和2年8月に開催された岡山天満屋での個展に出品された最新作です。

今回は電気窯による金彩緋襷の研究をさらに進め、
まるで虎柄のような独特の金彩を発現させることに成功しています。

今作では新しくブレンドした山土をベースとして金彩緋襷作品づくりに挑戦しており、
自然練り込み技法を使って土の成分のバラつきを出すことで虎柄を完成させています。

それだけでは土の組成が甘く、バラバラに解けたりひび割れたりてしまいますが、
腰回りを別種の土でコーティングしてやることで球形として立ち上げており、
シンプルなシルエットに反してパズルのように組み立てられた作品となっております。

虎柄の金彩は外周部は銅色に、内側では更に青銀色が加味され、
揺らめき立ち上る炎のようでいつまでも眺めていたくなります。

粘土を貼り合わせた作品ながらも極力重量感を出さないよう工夫されており、
食器づくりなどで培った中原先生のセンスと技量が見事発揮されています。

■作品の概容

共箱後日(恐れ入りますが発送までお時間がかかります。)
径13.0cm×12.0cm×高さ9.0cm

■作品画像

中原幸治 作 「裾濃金彩茶碗」 #1 中原幸治 作 「裾濃金彩茶碗」 #2 中原幸治 作 「裾濃金彩茶碗」 #3 中原幸治 作 「裾濃金彩茶碗」 #4 中原幸治 作 「裾濃金彩茶碗」 #5

※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。

公開日時:2020-09-02

■作者(中原幸治)について

中原幸治先生は1978年に大阪府で生まれました。

2000年に奈良芸術短期大学専攻科を卒業されました。

その後、2001年には備前市の備前陶芸センターを卒業されました。

同年、川端文男先生に師事し2007年には金重利陶苑に入社しました。

2010年に大阪市内に築窯し独立されました。

以降、日本伝統工芸展や各地の公募展に積極的に出品されています。

現在は日本工芸会の正会員です。


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