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竹中健次 作 「備前織部ぐい呑」
(商品No. 6564)
20,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
ジュエリーデザインから陶芸の道へ入り、伊勢崎 淳先生に師事した竹中健次先生の備前織部ぐい呑です。
備前織部の名の通りに備前土に織部釉を施釉した作品で、
備前と織部の双方の魅力がしっかりと引き出されています。
ベースとなる備前土部分はその可塑性の高さを活かすように、
作品の隅々まで非常に細かくデザインを入れており、
特に器が内側から裂けるかのような裂紋は見事です。
そして備前土の特徴の一つでもある無釉での焼締が可能であるという点も活かし、
織部釉はあくまでもデザイン性特化でダイナミックな流し掛けをしており、
織部釉の持つ透明感を残しつつ、本体に刻まれた細かい櫛目などが透過するよう見事に調整されています。
内側には釉薬が溜まって翡翠のような色合いになっており、
これもまた備前土と織部釉の特徴を生かした見込みとなっています。■作品の概容
共箱(四方桟)
径6.4cm×6.3cm×高さ5.8cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2022-04-12
■作者(竹中健次)について
竹中健次先生は1957年に岡山県岡山市で生まれました。
土という素材に魅せられ、ジュエリーデザイナーから陶芸家へ転身されました。
1986年に備前陶芸センター修了後、同センターで二年間指導員として勤務されました。
1988年より人間国宝の伊勢崎 淳先生に師事し、その後1994年に初窯を出して独立されました。
その後は全国の百貨店やギャラリーで個展を中心に活動されています。
日本伝統工芸展、県展、茶の湯の造形展などに多数入選されています。
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