山本陶秀 作 「備前酒呑」(商品No. 5946) |
98,000 円(税込)
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神業と呼ばれた他の追随を許さない素晴らしい技を持ち、
名品を数多く作り上げた人間国宝 山本陶秀先生の備前酒呑です。
職人としてキャリアをスタートさせ陶秀先生が、
激動の時代を経て岡山県の重要無形文化財に認定された後の晩年期の陶印の酒呑です。
生涯轆轤と向き合って生きてきた達人らしい、
左右対称で非常に端正な造りは見ていて心地が良いです。
所謂窯奥で焼かれた桟切り焼成の酒呑ですが、
非常に多種多様な色合いが出ておりまるで迷彩柄のような印象があります。
黒っぽい部分の鉄錆色をベースに、桟切りらしい雲のような白色、
そして薄っすらと金彩掛かった橙色の土味に加えて、
還元がよく掛かり青備前作品のような薄い青銀色になった部分や朱色まで出ています。
土を火で焼いて固めるだけという非常にシンプルなアナログの極みでありますが、
情報過多の時代の中では貴重な「静けさ」として傍に寄り添ってくれる作品です。
共箱(四方桟)
径6.3cm×6.1cm×高さ5.8cm
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公開日時:2020-07-25