各見政峯 作 「備前酒呑 縄文」(商品No. 6363) |
45,000 円(税込)
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近代陶芸の巨匠たちの薫陶を受け、独自の境地を切り開いた各見寿峯先生の政峯時代の備前酒呑 縄文です。
平成13年までの陶歴書が同封されており、その頃に制作されたものであると思われます。
偉大なる昭和の名工たちの背中を追いかけてきた政峯先生が、
常に自身の代表作として掲げてきた縄文備前シリーズの酒呑です。
桃山江戸初期の華やかで力強くも枯れ味を併せ持った備前や、
鎌倉室町期の素朴で飾りっ気のない備前を目指してきた先達に迫らんと、
備前のみならず陶器自体の原点でもある縄文へとトライした意欲作です。
シリーズタイトルの由来ともなった縄文ですが、
縄目というよりもまるで壁画のような雰囲気があり
模様自体は細かいですが全体を見ても機械的過ぎること無く、
逆にフリーハンドながらも雑過ぎないという絶妙なさじ加減が見事です。
焼き方も備前陶らしさよりも原始的な焼成へ寄せており、
素焼きと焼締めの中間地点へと着地させています。
共箱(四方桟)
径7.0cm×6.5cm×高さ6.6cm
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公開日時:2021-09-24