藤原 啓 作 「備前窯変徳利」(商品No. 6648) |
200,000 円(税込)
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豪放磊落で優しさが滲み出るような温かな作風で万人に愛された、
藤原 啓先生の備前窯変徳利です。
啓先生中期頃の作品で、十八番のらっきょう型の造形にカセ窯変をまとった徳利です。
啓先生が備前焼の景色の中でも特に惚れ込んでいたとされるカセ胡麻に、
一部グレーの灰被りや緋色の抜けまで合わさった豪華なカセ窯変の徳利です。
徳利全体にまるで苔生すかのように切れ目なくカセ胡麻が焼き付いており、
深緑の色合いや柔らかな質感などまるで植物のような存在感があります。
酒豪として知られる啓先生が「儂はカセ胡麻が一番好きでなぁ」と言わしめており、
撫でて良し育てて良し使って良しと酒器にピッタリの景色となっています。
真ん丸で飾りっ気のない造形の中に窓のような抜けを備え、
人懐っこい啓先生らしさが実によく感じられる徳利です。
共箱(四方桟)
口縁3.7cm×胴径9.3cm×胴径9.0cm×高さ12.7cm 容量 約320cc
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公開日時:2022-07-04