二代藤原楽山 作 「青備前ぐい呑」(商品No. 6719) |
33,000 円(税込)
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名工 初代藤原楽山先生の三男として生まれ、様々な名品を作り上げた二代藤原楽山先生の青備前ぐい呑です。
仙人のような生き様と見事な仕事ぶりで知られた二代藤原楽山先生による、
昭和12年に制作された塩窯による青備前のぐい呑です。
丁寧に水簸して不純物や小石を取り除いた粘土を使い、
更に楽山の代名詞である塩窯による青備前焼成によって、
備前焼でありながらもまるで磁器のような肌となった作品です。
昭和初期の作風としてかなり細工物のエッセンスが濃くなっており、
菊香炉などにも用いられた石目肌や、研ぎ澄まされた高台の作りは見事です。
逆に見込みはシンプルかつゆったりと広がる造形になっており、
突き刺さるような緊張感の漂う表面のデザインから一転して、
青備前らしい朱色の窯変が楽しめる作品に仕上がっています。
三代楽山識箱(四方桟)
径7.2cm×7.1cm×高さ6.0cm
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公開日時:2022-09-17