<< 戻る | 買い物かごを見る |
竹中健次 作 「伊部茶碗」
(商品No. 7254)
11,000 円(税込)
売約済
お支払・配送についてはこちら
■作品の特徴
ジュエリーデザインから陶芸の道へ入り、
伊勢崎 淳先生に師事した竹中健次先生のやや前作の黒備前茶碗です。
平成17年までの陶歴書が同封されており、その頃に制作された作品です。
竹中先生は伊勢崎一門として淳先生の黒の塗り土の研究開発に携わっており、
ご自身の代表作としても黒備前シリーズを展開されています。
塗り土の黒は遠目から見ればワントーンのモダンな色合いですが、
近くで見れば黒一色ではなく様々な色が混じり合った繊細な色であることが分かります。
窯奥へと一気に炎が駆け抜ける穴窯焼成らしい動きのある飛び胡麻も面白く、
胡麻が正面、奥、見込みへと炎によって運ばれていたことが分かります。
掌を迎え入れる正面部分の窪みや、伊部手に対して土見せのようになった兜巾高台など、
竹中先生が古陶磁や茶陶に対し、非常に造詣が深いことが分かる見事な造形となっています。
前作ですが汚れや使用感などはございません。■作品の概容
共箱(四方桟)
径12.5cm×11.2cm×高さ9.5cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2024-03-22
■作者(竹中健次)について
竹中健次先生は1957年に岡山県岡山市で生まれました。
土という素材に魅せられ、ジュエリーデザイナーから陶芸家へ転身されました。
1986年に備前陶芸センター修了後、同センターで二年間指導員として勤務されました。
1988年より人間国宝の伊勢崎 淳先生に師事し、その後1994年に初窯を出して独立されました。
その後は全国の百貨店やギャラリーで個展を中心に活動されています。
日本伝統工芸展、県展、茶の湯の造形展などに多数入選されています。
関連商品