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藤原 建 作 「備前ぐい呑」
(商品No. 7694)
36,300 円(税込)
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■作品の特徴
豪放さと緻密さを併せ持つ色褪せない名工 藤原 建先生の備前ぐい呑(酒呑)です。
登り窯の中で熾に触れてじっくりと焼き上げられた作品で、
作品内側には強烈な灰被り窯変が出ています。
外周部では、飛び胡麻金彩桟切りなど色とりどりの窯変が出ていますが、
美しい紫蘇色の土味はしっかりと残っており、昭和の名工らしい極上の土肌が見事です。
使用時には、美しい紫蘇色と作品全体に掛かった金彩がより濃厚な色合いになり、
無釉焼き締めである備前焼の妙味を堪能することが出来ます。
径5.7cmとお猪口に近いやや小振りで上品なサイズ感ですが、
そこに建先生の特徴である、伸びやかな高台がよく似合っています。■作品の概容
千栄子識箱(四方桟)
径5.7cm×5.6cm×高さ4.8cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2025-06-23
■作者(藤原 建)について
藤原 建先生(1924〜1977年)は、1946年に叔父の藤原 啓先生のもとで陶芸を始められ、
金重陶陽先生、金重素山先生にも師事されました。
また鎌倉の北大路魯山人先生のもとで、食器制作を学ばれました。
1956年に備前市穂波で築窯し独立されました。
以後は様々な展覧会に連続入選をされています。
1970年には近代的耐火レンガを使用して大窯を設計築窯されました。
1973年に岡山県指定重要無形文化財保持者に認定されました。
また、勲五等瑞宝章や金重陶陽賞などを受章されました。
次代を背負う備前の指導者として期待されていましたが、1977年に53才の若さで逝去されました。
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