浦上善次 作 「備前酒盃」(商品No. 6965) |
20,000 円(税込)
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数々の栄誉に輝き、世界的にも高名な無形文化財 浦上善次先生の備前酒盃(ぐい呑)です。
昭和63年までの陶歴書が同封されており、
その頃に制作された作品であると思われます。
正面には銀色の効果によってまるで月のように見える牡丹餅が、
背面には紫蘇色を抜く形がまるで朝日のように見える牡丹餅がそれぞれ備わり、
朝と夜を片身替りで表現しているかのような幽玄な景色となっています。
見込みに配された牡丹餅も銀彩によって青銀色に輝いており、
シンプルながらも奥深い使い味の酒盃となっています。
造形は善次先生と一目で分かる十八番の胴締め型の造形となっており、
中央部にはトレードマークの箆目が二本入れられています。
作風としてはかなり大振りで存在感がありますが、
胴締めの意匠と程よい薄造りで持ちやすくなっており、
総じて素直で使いやすい酒器であると言えます。
共箱(四方桟)
径7.3cm×7.1cm×高さ5.9cm
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公開日時:2023-06-02