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金重 剛 作 「備前酒呑」
(商品No. 7180)
33,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
伊部から久々井へと窯を移し、研究と作陶を続ける金重 剛先生の備前酒呑です。
令和5年秋に焼成された作品です。
京都亀岡市にあるうりずんの森の窯を改良し、
横焚きの穴を作ることで灰被り窯変として焼き上げた酒呑です。
金重備前を体現する焼きの一つである、灰被り窯変が全身に出た酒呑で、
柔らかなグレーの窯変がうっすらと光を放ち大変味わい深いです。
抜けの部分の緋色は父の道明先生譲りの非常に優しい色合いになっており、
土の持つ本来の色合いを自然に引き出したことが分かります。
造形に関しても年齢を重ねてさらに道明先生の面影を感じる様になっており、
シンメトリックで静かな作行の中に力強い土の胎動を感じます。■作品の概容
共箱後日(恐れ入りますが発送までしばらくお時間がかかります。)
径6.3cm×6.3cm×高さ4.9cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2024-01-07
■作者(金重 剛)について
金重 剛先生は1968年に金重道明先生の次男として岡山県備前市で生まれました。
祖父が金重陶陽先生、父が金重道明先生、叔父が金重素山先生という陶芸一家に育ち、
焼き物の町伊部で育ったこともあって自然と備前焼作家を志すようになります。
1988年には芦屋芸術学院を卒業されました。
1992年にアトリエ飛行船陶芸研究所を経て伊部に帰郷され、金重一門の中で備前焼の技術を磨かれました。
1996年には備前若手作家展に出品、1999年からは金重一門展に出品されるなどの活躍をされています。
近年は伊部から久々井に窯を移し活動されています。
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